12/09/2026
直線と曲線
家具の中での考えとして、キャビネットやサイドボード、引出しや扉が入る物などの直線主体で考える物と、人の身体が触れる椅子やテーブル類、人の体の延長として使う道具などの曲線で構成する事が効率的な物とに分かれますが、そのバランスは対比として毎度とても考えてしまいます。
それは考える事と作る事を分けずに行おうとしている姿勢に由来していますが、結局の所、真っ直ぐな物はより真っ直ぐに、丸い物はより丸くというトコに帰結されて行くように思います。
使う時に機能が反映された形に興味を持ってしまいますが、そこいら辺は自分の使う木工手道具からの影響と自分の身の回りの生活からの影響が大きいと思います。
まぁそんな考察はさて置き、カトラリーなどを数年振りに作ってます。メインの家具とは別に、こういった小さな物を面白がってくださる複数の方に口説かれて重い腰が上がった次第。
元々は家具製作で出る端材を有効活用しようと始めた事ですが、こういった小さな物にも機能と美しさを投影しようとするとナカナカに面白い。人の手の延長として曲線で構成する事が殆どですが、お陰で作るのが大変です。。。
カトラリー作家として食って行こうという気概などは全く無く、もう周りを見なくても良いかな、という年にもなり、純粋に形と機能から作り続けたら良いかと思っていますが、それは面白がってくれる人がいてくださっての事です。感謝。
最近は忙しく、三次曲線に向き合う時間も無いので良い刺激です。11月のイベント出展で販売予定です。
よろしくお願いします。