宮崎家具

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宮崎家具 安政三年(1856年)創業。皇室の御用も数多く携わる栄誉をいただいております。
水・土・日・祝は予約制で営業しております。

安政三年(1856年)創業の宮崎家具は、京指物の伝統をかたくなに受け継ぎ、芸術の香りただよう家具の数々を生活の中に息づかせてまいりました。皇室の御用も数多く携わる栄誉をいただいております。
また、現代的な生活空間へのご提案としてモダンで洗練されたインテリアを国内外から厳選しております。

曲面を削る、小さな鉋。工場には、さまざまな道具があります。手のひらにおさまるものから、人の背丈を大きくこえるものまで。連載〈道具の記憶〉では、宮崎とともに時を重ねてきた道具たちを取り上げます。それぞれが刻んできた時間を、どうぞご覧ください。...
08/10/2026

曲面を削る、小さな鉋。

工場には、さまざまな道具があります。
手のひらにおさまるものから、
人の背丈を大きくこえるものまで。

連載〈道具の記憶〉では、
宮崎とともに時を重ねてきた
道具たちを取り上げます。

それぞれが刻んできた時間を、
どうぞご覧ください。

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指先でつまめるほどの鉋(かんな)。

真横から眺めると、
台の底がゆるやかな弧を描いています。

これは「反り台鉋(そりだいがんな)」の一種。
内側へくぼんだ曲面を削るための道具です。

平らな台の鉋をくぼみに当てると、
両端が先に触れて、刃が奥まで届きません。

台そのものを反らせることで、
はじめて曲面の内側へ入っていけます。

また、台の反りや大きさは、
手がけるものに合わせて変えており、
そのたびに、職人が自ら手づくりしています。

部材の内側に沿わせ、
指先で押さえながら、少しずつ。

家具のやわらかな曲線には、
こうした小さな道具の仕事が刻まれています。

#宮崎家具 #指物 #木工

文様が、増えました。ティッシュボックスの取り出し口は、いわば箱の顔。ご好評をいただき、昨年ご紹介した木のティッシュボックスに、新たな文様が加わりました。いずれも古くから、着物や器に描かれてきた吉祥の文様。日々手をのばす場所に、縁起のよいかた...
01/10/2026

文様が、増えました。

ティッシュボックスの取り出し口は、
いわば箱の顔。

ご好評をいただき、
昨年ご紹介した木のティッシュボックスに、
新たな文様が加わりました。

いずれも古くから、
着物や器に描かれてきた吉祥の文様。
日々手をのばす場所に、
縁起のよいかたちをひとつ添えます。

木は、桐と、
深い色のウォルナットの二種類。

ウォルナットの箱も、
天板のほかは桐で仕立てているため、
手に取ると、見た目よりも軽やかです。

置かれるお部屋に合わせて、
木と文様の組み合わせをお選びください。

#宮崎家具 #指物 #木工

限られた人だけが、見ていた桜。写真は、昭和27年(1952年)、国鉄京都駅の貴賓室に納めた蒔絵のパネル「しだれ桜に舞妓」です。焼失した駅舎が建て直されたこの年、宮崎は貴賓室などの内装を受注し、家具調度とともに、このパネルを納めました。続く写...
24/09/2026

限られた人だけが、見ていた桜。

写真は、昭和27年(1952年)、
国鉄京都駅の貴賓室に納めた
蒔絵のパネル「しだれ桜に舞妓」です。

焼失した駅舎が建て直されたこの年、
宮崎は貴賓室などの内装を受注し、
家具調度とともに、このパネルを納めました。

続く写真は、貴賓室の全景と、
同じく駅舎に納めた家具調度。

列車と人が行き交う駅のなかで、
特別な客人を迎えるための、静かな一室。

京都の玄関口にふさわしい設えを、
木工と蒔絵でかたちにしました。

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この駅舎は、初代から数えて三代目。
現在の駅舎への建て替えとともに、
この部屋も姿を消しました。

来年、京都駅は開業150年を迎えます。

それに先立ち、
10月3日(土)より京都鉄道博物館で
京都駅開業150年記念展
「鉄道と建築~その美と機能~」が
開催されます。

このたびの記念展には、
宮崎に残る当時の写真をご提供しました。

会期は2027年1月24日(日)まで。
この一室があった駅舎の歩みを、
会場でたどってみてください。

#京都鉄道博物館 #宮崎家具 #指物 #木工

桐の箱に、季節をふたつ。写真は漆芸家・服部一齋さんが手がけた『春秋蒔絵桐箱』。春は桜、秋は紅葉が、同じ蓋に描かれています。桜の花びらは、螺鈿(らでん)。貝を一枚ずつ花びらのかたちに切り出し、花芯だけを、金の蒔絵で描き入れています。紅葉は、金...
17/09/2026

桐の箱に、季節をふたつ。

写真は漆芸家・服部一齋さんが
手がけた『春秋蒔絵桐箱』。

春は桜、秋は紅葉が、
同じ蓋に描かれています。

桜の花びらは、螺鈿(らでん)。
貝を一枚ずつ花びらのかたちに切り出し、
花芯だけを、金の蒔絵で描き入れています。

紅葉は、金の蒔絵。
粒立った金がきらめく葉と、
艶を抑えた、静かな金の葉。

同じ金でも、これほど表情が変わります。

春と秋、いずれが勝るか。
万葉の歌人も思案した、古くからの問い。

季節を問わず、
そばに置いていただける作品です。

#宮崎家具 #指物 #木工

九十年前の冊子が、美術館へ9月19日(土)より、京都市京セラ美術館にて特別展「生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション」が開催されます。山鹿清華(やまが せいか)は、図案の考案から糸の選び、織りまでをひとりの手で行う「手織...
10/09/2026

九十年前の冊子が、美術館へ

9月19日(土)より、京都市京セラ美術館にて
特別展「生誕140年記念 染織家 山鹿清華
─宙翔ぶイマジネーション」が開催されます。

山鹿清華(やまが せいか)は、
図案の考案から糸の選び、織りまでを
ひとりの手で行う「手織錦(ておりにしき)」を
生み出した、京都の染織家。

実に40年ぶりとなる回顧展です。

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写真は、宮崎に伝わる一冊の冊子「家具工藝」。

昭和8年(1933年)、建築家や美術家とともに
家具づくりに取り組んだ「京都家具工藝研究會」の
展示会にあわせて作られたものです。

会員の名簿には、神坂雪佳、武田五一、
藤井厚二らとともに、山鹿清華の名が。
そして同じ並びに、当時の当主である
宮崎平七の名も記されています。

このたびの回顧展に、宮崎からは
この冊子と旧本店のパンフレットを
お貸し出ししました。

会期は12月20日(日)まで。
宙を翔ぶ想像力の軌跡とあわせて、
どうぞ会場でご覧ください。

#宮崎家具 #指物 #木工

『商店建築』2026年9月号に、弊社が木工事を担当した現場が掲載されました。空間を構成する木部の製作・施工に携わり、誌面の施工業者一覧にも木工事担当として記載されています。ぜひお手に取ってご覧ください
06/09/2026

『商店建築』2026年9月号に、
弊社が木工事を担当した現場が掲載されました。

空間を構成する木部の製作・施工に携わり、
誌面の施工業者一覧にも木工事担当として記載されています。

ぜひお手に取ってご覧ください

線を引かず、刻む。工場には、さまざまな道具があります。手のひらにおさまるものから、人の背丈を大きくこえるものまで。連載〈道具の記憶〉では、宮崎とともに時を重ねてきた道具たちを取り上げます。それぞれが刻んできた時間を、どうぞご覧ください。——...
04/09/2026

線を引かず、刻む。

工場には、さまざまな道具があります。
手のひらにおさまるものから、
人の背丈を大きくこえるものまで。

連載〈道具の記憶〉では、
宮崎とともに時を重ねてきた
道具たちを取り上げます。

それぞれが刻んできた時間を、
どうぞご覧ください。

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木材の加工は、印つけから始まります。
けれど、鉛筆はほとんど使いません。

鉛筆の線には、太さがあるからです。
線のどちら側を切るのか。
そのわずかな迷いが、寸法を狂わせます。

代わりに手にするのが「毛引き(けびき)」。
木材に刃をあて、すっと引くと、
髪の毛ほどの細い筋が刻まれます。

刻まれた筋に、太さはありません。
そして何度あてても、
寸分たがわず同じところに筋が入ります。

二本の筋を同時に刻める毛引きは、
この工場で生まれた手づくりの一丁。
筋と筋の幅を、自在に変えられます。

ここで刻まれる一筋が「基準」となり、
工場のすべての加工は、
この細い線から始まっていきます。

#宮崎家具 #指物 #木工

木肌に、鳥の目が私たちが日々向き合う木々には、ひとつとして同じものはありません。静かに時を重ねた年輪、その内に秘められた物語。連載〈銘木との対話〉では、宮崎にある希少な銘木たちの声に耳を傾けていきます。職人の視点で見つけた木の奥深い魅力を、...
27/08/2026

木肌に、鳥の目が

私たちが日々向き合う木々には、
ひとつとして同じものはありません。

静かに時を重ねた年輪、
その内に秘められた物語。

連載〈銘木との対話〉では、
宮崎にある希少な銘木たちの声に
耳を傾けていきます。

職人の視点で見つけた木の奥深い魅力を、
どうぞお楽しみください。

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今回は、海を渡ってきた木を。
北米産の「バーズアイメープル」です。

白に近い木肌の一面に、
小さな粒が無数に散らばっています。

一つひとつが、
鳥の目のようにこちらを見返してくる。
ごく稀に起こる、突然変異。

そのような素性の木だけが見せる、
自然のなせる業です。

原木に向き合い、その姿から気配を読むこと、
それだけが手がかりです。

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「目」の正体は、円錐形のくぼみ。
木の内側へ向かって、小さく食い込んでいます。

だから、断つ向きひとつで景色が変わります。
横に切れば、線となって流れ、
縦に切れば、目となって浮かぶ。

同じ一本の木から、
まったく別の表情が生まれてくるのです。

無数の目に見つめられながら、
この板の使いどころを考えています。

#宮崎家具 #指物 #木工

桐タンスを洗いました。
26/08/2026

桐タンスを洗いました。

桐の白に、菊の白こちらは、日本画家の林李子(はやし ももこ)先生による桐箱『菊』です。白い菊は置き上げ。胡粉(ごふん)を重ねては乾かし、花のかたちを木肌の上へ起こしていきます。平らな面に描かれた絵ではなく、指先でなぞれば、ふっくらとした厚み...
20/08/2026

桐の白に、菊の白

こちらは、日本画家の
林李子(はやし ももこ)先生による
桐箱『菊』です。

白い菊は置き上げ。
胡粉(ごふん)を重ねては乾かし、
花のかたちを木肌の上へ起こしていきます。

平らな面に描かれた絵ではなく、
指先でなぞれば、
ふっくらとした厚みが返ってきます。

淡く掃かれた金砂子が、
桐の白い木肌に、静かな奥行きを添えて。

長寿と吉祥のしるしとして
親しまれてきた菊。

使うほどに、
指先が花のかたちを覚えていきます。

#宮崎家具 #指物 #木工

住所

中京区夷川通堺町西入ル百足屋町 152
Kyoto-shi, Kyoto
604-0805

営業時間

月曜日 10:00 - 17:00
火曜日 10:00 - 17:00
木曜日 10:00 - 17:00
金曜日 10:00 - 17:00

電話番号

+81752316337

ウェブサイト

アラート

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